▷模様によって値段の違いはあるのかな?
レッドビーシュリンプは、その体の模様によって、いろいろなタイプに分類されます。
初心者の方はあまりよく分からないかもしれませんが、レッドビーシュリンプを購入する時なんかには、そのタイプによっておおきく値段が変わってくるかもしれないので、知っておいて損はありませんよ!
レッドビーシュリンプに種類(タイプ)はあるの?
レッドビーシュリンプは表現(タイプ)によって種類があるんです。
ペットショップなんかでは種類を分けて売っていることは少ないのですが、シュリンプ専門店やオークションなんかでは種類が書いてあることが多いので、知っておいたら便利です。
バンド
体の模様がバンドの模様となっているタイプがバンドタイプです。
タイプとしては最も初期型です。
バンドタイプの腹部の赤い部分に切れ込みが入って、2つに分かれている模様をタイガータイプということもあります。
日の丸
背中が赤い丸い模様になっているのを日の丸タイプと呼びます。
進入禁止
日の丸タイプのうち、日の丸模様の真ん中に白いラインが入ったものを進入禁止タイプといいます。
モスラ
腹部の赤い模様がなく、胸頭部の赤い部分を残してほぼ全体が白くなったものを、モスラタイプと呼びます。
丹頂(表現型・派手系)
頭部の白い模様(麻呂)が広がって、本体の白い部分とつながった状態を丹頂といいます。
オークションでは、表現型や派手系と書いてあることもあります。
モスラをさらに進化した表現です。
麻呂
頭部に丸い白い斑点模様を麻呂といいます。
今まで紹介した表現とは両立する、オプション的な表現ですよね~。
赤足
その名のとおり、足が赤いエビです。
赤足は、子どもに遺伝する要素が強く、赤足にこだわって繁殖させているブリーダーもたくさんいます。
麻呂と同じく、体の表現と連動するものではなく、すべてのタイプに赤足は存在します。
スノーホワイト(ホワイトビーシュリンプ)
全身真っ白なエビです。
モスラ→丹頂と進化して、赤色部分がなくなってしまったエビです。
モスラの掛け合わせて産まれることがあります。
レッドビーシュリンプの表現(タイプ)の好みは人それぞれ
レッドビーシュリンプは表現(タイプ)によって、市場での値段は変わってきます。
グレードを考えずに、表現(タイプ)だけでいえば
バンド→日の丸(進入禁止)→モスラ→丹頂(表現型・派手系)
の順に値段は高くなるのが一般的です。
でも、赤がなくなって、スノーホワイトになると人気がなくなるんですよね~(^_^;)
僕は個人的には好きなんですけどね( ´艸`)
レッドビーシュリンプは、モスラに人気が集まったときに、レッドビーシュリンプにスノーホワイトを掛け合わせてモスラを作出しようとするブリーダーがいたということで、スノーホワイトは嫌われたみたいです。
★枚方えび★では、レッドビーシュリンプとスノーホワイトとの掛け合わせはしていませんが、モスラ水槽からスノーホワイトが一定数産まれますので、スノーホワイトだけの掛け合わせをしています。
人気がないかもしれませんが、スノーホワイトも一つの表現だと思ってます。
今はモスラもそう珍しくなくなりました。
むしろ、きれいなバンドを見かけることの方が少なくなったかもしれません。
最近は、タイガー系シュリンプの人気も高まってますので、バンド柄の人気も高まってくるかもしれません。
まとめ
レッドビーシュリンプのタイプは基本的な知識なので覚えておいてください。
特に、オークションなど通信販売でレッドビーシュリンプを購入する場合は、実物を見ることができませんのでタイプは重要な情報になります。
▶値段は、腹部の白色が多くなるほど高くなる傾向がある。