▷専門店やオークションで「Sグレード」とか「ハイグレード」って書いてあったけど、どういう意味?
今回は、レッドビーシュリンプのグレードについて話をしていきます。
レッドビーシュリンプのグレードに統一的な基準はない
ネットショップやオークションでレッドビーシュリンプを見ていると、「Sランク」や「ハイグレード」といったようなランクが書いてあることがあります。
これらのランクは、ショップやブリーダーがそれぞれの基準で設定しているものであり、統一的な基準はありません。
ショップ等が
- SSランク~Cランク
- ハイグレードクラス~ライトクラス
のようにランクを設定し、それに応じた値段も設定しています。
それぞれが設定している基準ですので、あるショップの「SSランク」と別のショップの「ハイグレードクレス」が同グレードとは限りません。
「グレードの高いエビは○○なエビ」という答えはありませんので、「大きさを重視する」ショップがあったり、「色の濃さを重視する」、「殻の厚さを重視する」といったそれぞれこだわりもあったりします。
グレードも大事だけど、実際のエビを見て、好きなエビを選ぶのが一番だよね。
このエビは★枚方えび★ではグレードの高いエビだよ。
とはいっても、グレードの高いエビというのはある程度共通の特徴がありますので、代表的なものを紹介しますね。
色の濃さ(殻の厚み)
グレードを判断するうえで、いちばん大きな特徴だと思います。
赤と白の色が濃いエビは、グレードが高いと評価されます。逆に、色がすけているエビはグレードが低いエビです。
色の濃いエビは、殻の厚いエビであることも多いので、オークションでは、「厚殻」といった記載で出されていることもあります。
はっきりした色合い
赤と白の境目がくっきりしているエビが好まれる傾向にあります。
逆に、境目の赤色部分がにじんでいるなどのエビは、色が濃くてもグレードが落ちる傾向にあります。
大きさ
やはり大きなエビが好まれます。
3cmにもなる個体は大きいといえるでしょう。
体形
バランスの良い体形が好まれます。
頭が大きすぎるなど、バランスの悪いエビは好まれません。
レッドビーシュリンプの表現やグレードによる市場での評価は?
レッドビーシュリンプは、グレードの高いものが市場で評価され、それに応じて値段も高くなります。
ただ、グレードには統一的な基準もありませんし、値段の基準もありません。
よって、自分が値段をみて満足できる好みのエビであれば、それが一番のエビだということが言えます。
市場でどう評価されているかよりも、自分がいいエビだと思えばそれが一番ですね。
レッドビーシュリンプは、掛け合わせによって、きれいなエビを作ってきました。
また、掛け合わせによって、表現(タイプ)も変化してきました。
表現でいうと、一般的な市場の価値は
バンド→日の丸(進入禁止)→モスラ→丹頂
の順に人気が高く、値段も高額になる傾向にあります。
ただ、最終形である赤色のまったくないスノーホワイトになってしまうと、一気に人気がなくなってしまうようです。
また、赤足や麻呂は(これらにこだわるブリーダーもいますが)、オプション的に、あれば評価が高くなる特徴です。
表現(タイプ)よりもグレードが重視される傾向がありますので、グレードの低い丹頂よりもグレードの高いバンドが評価されることが多いですね。
まとめ
グレードの高いエビからはきれいなエビが産まれてくる確立も高くなります。
その分、値段も高くなりますので、購入のときはじっくり検討しましょう。
▶レッドビーシュリンプのグレードに統一的な基準はない。
▶グレードは自分の目で見て判断するのが一番。
▶紅白の柄がはっきりした色濃い個体がおすすめ
▶グレードは自分の目で見て判断するのが一番。
▶紅白の柄がはっきりした色濃い個体がおすすめ