飼育用品 あった方がよい編① 水温計・冷却クーラー・ファン・ヒーター|初心者向けレッドビーシュリンプ飼育⑱

▷レッドビーシュリンプに温度管理は必要?
▷温度管理に必要な飼育道具は?

 

レッドビーシュリンプの飼育において、温度管理は非常に大切です。

 

今回は、温度管理とその飼育用品を紹介します。

 

レッドビーシュリンプの飼育には温度管理が必要

 

レッドビーシュリンプは温度に敏感な生き物で、水温は20~25℃で管理することが重要です。

 

できれば22~24℃くらいが好ましく、28℃を超えると命にかかわります。

 

高温に弱いレッドビーシュリンプですが、低温には強く、10℃を下回っても生きることができます。

 

そうはいっても、好ましい環境でないことは確かなので、適温に飼育することがベストです。

 

★枚方えび★
適切に温度管理するには、温度計やクーラー・ヒーターなどが必要だよ。

 

水温計

 

温度管理をするには水温計は必ず必要となります。

 

水温計にはアナログ、デジタルの2種類がありますが、個人的にはデジタルの方が見やすくておすすめですね。

 

アナログ水温計です。

 

見やすさや大きさなど、自分にあったものを選べばよいでしょう。

 

こちらは、デジタル水温計です。

 

水槽の壁面にも貼れるタイプです。

 

★枚方えび★で使っているデジタル水温計です。

 

温度計兼水温計というのが売りですが、はっきりいって温度計は使いません。

 

ただ、この商品のいいところは、メモリー機能が搭載されているので、最高水温と最低水温が記憶される点です。

 

平日、仕事で家をあける人は仕事から帰ってから、水温が日中どの程度変化したか分かるので、温度管理にも役立ちますよ。

 

こちらも同じく最高水温と最低水温が記憶される水温計です。

 

オールガラス水槽には上部にひっかけることで設置することもできます。

 

冷却クーラー・冷却ファン

 

冷却ファンは、水面に風を送ることで気化熱によって水温を下げる働きをします。

 

ただし、下がる温度は3℃前後ですので、真夏の温度管理には限界があります。

 

水槽用クーラーです。

 

水槽用クーラーは外部フィルターや水中フィルターと連結して、水槽内の水温を下げる働きをします。

 

製品によって、またはオプションを追加することで、冬の季節に水温を上げる働きをすることで、オールシーズン使えるものもあります。

 

ヒーター

 

レッドビーシュリンプの飼育では、冬季にはヒーターが必要になります。

 

レッドビーシュリンプは低温には比較的強いというものの、やはり20℃を大幅に下回るような水温での飼育はおすすめできません。

 

実は、ヒーターはそれ単独では使用できません。

 

サーモスタットという器具が別に必要になります。

 

ヒーターは温める器具であり、サーモスタットは温度調節する器具と思ってください。

 

サーモスタットで希望の温度を設定しておけば、サーモスタットに接続されたヒーターが、その温度にあわあせてオン・オフを繰り返して設定温度を維持してくれるという仕組みです。

 

ヒーターとサーモスタットが一体型となった製品もあり、コンパクトで設置に場所は取りませんが、故障するとヒーターとサーモスタットすべてを交換する必要があります。

 

サーモスタット一体型ヒーター

 

オートヒーターともいいますが、一体型には温度固定式温度可変式があります。

 

その名のとおり、固定された温度で温めるのか、希望の温度を設定できるのかの違いがあります。

 

これらは一体型ヒーターでも温度固定式であり主に26℃前後に水温を設定できる仕様になっていますので、レッドビーシュリンプを飼育するのにも利用使用可能です。

 

こちらは温度可変式ヒーターです。

 

一定の範囲内の温度で、好みの水温に設定できます。

 

サーモスタット分離型ヒーター

 

サーモスタットなしではヒーターは使えませんので、初めて購入する人はヒーターとサーモスタットのセットで購入することをお勧めします。

 

分離型は、故障した場合、故障した製品のみを買い替えればいいので、経済的なメリットがあります。

 

まとめ

 

レッドビーシュリンプの温度管理は非常に大切です。

 

特に高温になるとレッドビーシュリンプへのダメージも大きくなるので、気を付けて飼育しましょう。

 

▶レッドビーシュリンプは特に高温(28℃以上)に弱い!
▶ファンの効果は-3℃~-4℃
▶水槽用クーラーは安心だが高価
▶ヒーターはサーモスタット一体型ヒーターがおすすめ