▷温度管理に必要な飼育道具は?
レッドビーシュリンプの飼育には温度管理が必要
レッドビーシュリンプは温度に敏感な生き物で、水温は20~25℃で管理することが重要です。
できれば22~24℃くらいが好ましく、28℃を超えると命にかかわります。
高温に弱いレッドビーシュリンプですが、低温には強く、10℃を下回っても生きることができます。
そうはいっても、好ましい環境でないことは確かなので、適温に飼育することがベストです。
水温計
温度管理をするには水温計は必ず必要となります。
水温計にはアナログ、デジタルの2種類がありますが、個人的にはデジタルの方が見やすくておすすめですね。
冷却クーラー・冷却ファン
ヒーター
レッドビーシュリンプの飼育では、冬季にはヒーターが必要になります。
レッドビーシュリンプは低温には比較的強いというものの、やはり20℃を大幅に下回るような水温での飼育はおすすめできません。
実は、ヒーターはそれ単独では使用できません。
サーモスタットという器具が別に必要になります。
ヒーターは温める器具であり、サーモスタットは温度調節する器具と思ってください。
サーモスタットで希望の温度を設定しておけば、サーモスタットに接続されたヒーターが、その温度にあわあせてオン・オフを繰り返して設定温度を維持してくれるという仕組みです。
ヒーターとサーモスタットが一体型となった製品もあり、コンパクトで設置に場所は取りませんが、故障するとヒーターとサーモスタットすべてを交換する必要があります。
サーモスタット一体型ヒーター
オートヒーターともいいますが、一体型には温度固定式と温度可変式があります。
その名のとおり、固定された温度で温めるのか、希望の温度を設定できるのかの違いがあります。
サーモスタット分離型ヒーター
サーモスタットなしではヒーターは使えませんので、初めて購入する人はヒーターとサーモスタットのセットで購入することをお勧めします。
分離型は、故障した場合、故障した製品のみを買い替えればいいので、経済的なメリットがあります。
まとめ
レッドビーシュリンプの温度管理は非常に大切です。
特に高温になるとレッドビーシュリンプへのダメージも大きくなるので、気を付けて飼育しましょう。
▶ファンの効果は-3℃~-4℃
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